平成28年2月定例議会質問

1 リニア中央新幹線整備計画について

【小池議員】

(1)「リニア中央新幹線整備を地域振興に活かす伊那谷自治体会議」では、知事が座長に就任し、開催頻度を増やすなど体制を強化することとされているが、座長として取り組む決意を伺う。

【阿部知事】

今後、伊那谷自治体会議の座長として取り組む決意というお尋ねであります。

リニアの開業は、中南信地域にとどまらず、長野県全体の発展にとって大きなチャンスであると考えております。50年、100年先を見据えて、県全体で活用を考えていかなくてはいけないと思っております。

県内唯一の駅である長野県駅は、伊那谷の拠点であると同時に、県としても南の玄関口であります。駅周辺の整備を含めて、飯田市はもとより、上下伊那の各市町村とビジョンを共有していくことが重要だと思っています。

平成39年のリニア開業まで残すところ11年、開業に向けて様々な取組を行っていく時間は限られている訳でございます。前回の会議から、ご紹介いただきましたように、私が座長となって議論の加速化に取り組んでいきたいと思っております。

早速、伊那谷自治体会議におきまして、広域観光や二次交通、あるいはまちづくりの部会を設けることで合意いたしましたので、市町村や経済界との皆様方ともしっかりと連携して、有識者の方々の知見も頂戴しながら、県が今後の議論をけん引していきたいと考えております。

【小池議員】

(2) 今回の会議では、駅周辺整備などをめぐる意見交換も行い、個別課題をめぐって専門部会を立ち上げる方向で一致しているが、駅周辺整備計画の決定はどこでされるのか、また、決定された計画の実施主体はどこになるのか。

【阿部知事】

リニア長野県駅の周辺整備については、現在、飯田市が「リニア駅周辺整備検討会議」を設置して、整備範囲や駅の機能について議論をしているところであります。

平成28年度末までに決定されるというように伺っております。

長野県駅周辺の整備は、飯田市だけでなく、県や上下伊那の各市町村がビジョンを共有する必要があります。

そこで、前回の伊那谷自治体会議におきましては、飯田市における検討会議に対して、伊那谷自治体会議としての意見・要望を伝えながら両者が連携して議論を進めていくことを確認したところでございます。

計画の実施主体につきましては、周辺の国道・県道の整備など、県が事業主体となるものもございますが、事業内容によって整備主体も異なってまいります。

今後、飯田市をはじめ関係機関と調整を図ってまいります。

【小池議員】

(3) リニア駅周辺整備計画の中心施設として、スポーツアリーナ兼用のコンベンションセンターの設置を提案する。この実現のために、飯田市を中心とした将来の中核都市をめざし、また、国土のグランドデザインに対応できるよう、リニアバレー構想の推進にあたっては国土強靭化地域計画や地方創生総合戦略との戦略的連携を図ることが必要と考えるが、所見を伺う。

【阿部知事】

駅周辺の施設整備と各計画との戦略的連携に関するご質問であります。

平成26年3月に取りまとめました「リニア活用基本構想」におきましては、伊那谷地域を「リニアを活かして世界とつながる地域」と位置づけております。

また、このほど取りまとめた「リニアバレー構想」では、伊那谷地域の目指す姿として、国際空港へ1時間でアクセスするグローバル活動拠点、巨大災害時のバックアップと食料・エネルギーの新しい供給拠点、高度な都市空間と大自然とが近接した「対流促進圏域」、世界から人を呼び込む感動フィールドを4つの柱としております。

また、平成26年7月に国が示した「国土のグランドデザイン2050」におきましても、伊那谷地域は世界からヒト・モノ・カネ・情報を引き付ける世界最大のスーパーメガリージョンを形成する地域と位置づけられております。

リニア活用基本構想やリニアバレー構想は、国土強靭化や地方創生とも目指す方向は共通であると考えております。小池議員のご提案をはじめ、様々なアイデアをお伺いしながら、国や市町村とも連携して、構想の実現に向けて戦略的な事業展開を図ってまいります。

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